●初産●
2002年11月16日(土)の夕方5時すぎのことでした。 ポーリーは突然おしりのほうを気にし始めました。 フンが詰まっていると思っているのかふんばって出そうとするのですが、なかなか出ません。 なんとか出そうと試みるたびに、「ピッ」と声を出し、おしり(と思われる)から空気の抜けるような「スピー」という音が鳴っていました。 以前から「もしかしたら卵を抱いてる・・?」と思っていたのですが、オス疑惑もあったのでまさかと思っていました。なので、気付くのが少し遅くなってしまいました。 |
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まさかと思いながらポーリーのおしりを見てみると・・・ 白いものがおしりからのぞいているではありませんか! どうやらポーリーはもうちょっとのところで卵を詰まらせてしまったようです。 心臓の高鳴りを抑えながら、動物病院へ向かいました。 |
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病院で診察を受けると、先生がお腹の下のほうを軽く押しました。 すると、本当に「ポロッ」という感じで卵がポーリーのおしりから飛び出しました。 ポーリーは運良くおしりの先ギリギリで詰まっていたので簡単に卵を取り出せたのですが、もしもっとおしりよりも遠かったら・・・卵かどうかさえもわかっていなかったかもしれません。 |
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そして先生に説明を受けました。 おしりのすぐ上あたりをさわれば卵の有無がわかるそうです。 また、「インコ倶楽部」の「小鳥のお医者さん」によると、「卵があることを確認してから3日以上たっても生まれない場合詰まっている可能性が高いのですぐに病院へ連れて行きましょう」とのこと。 卵は「黄身」→「白身など」→「カラ」の順でつくられていき、ボタン類はカラがつくられるまで約24時間かかるそうです。そのため、卵は一日でつくられます。油断ができませんね。 普通は一日おきに1個ずつで3個産んだらあたためるそうですが、ポーリーの場合は気まぐれで産んでいる可能性が高く本当にリズムよく産むのかどうかはわからないそうです。(なんてやっかいな・・・) ・・・図が下手ですいません。 「ある時」と「ない時」のところでは指の角度がありますが、実際は上の「このあたり」と書いているところの角度ぐらいで大丈夫です。 |
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とりあえずその日の夜は暖かくして安静に・・・ (カゴに取り付けてあるのはポーリーのベッドです。ポーリーはなんとベッドで横になって寝るのです) |
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で、生まれた卵はこちら。 大きさは縦2.3cm、横1.7cmで、重さ4gの卵でした。 50円玉が置いてあるのは大きさの比較をしやすいようにするためです。 こんなに小さな卵からポーリーも生まれてきたのかと思うと、少し驚きました。 |
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ポロッと落ちたのでひびが入ってます。 もし有精卵だったら・・・あぁぁ・・ |
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で、これは初産の翌日の写真。 翌日からいきなりお腹の中の卵を確認しました。 そして翌日にもかかわらず金網はじきをするのでした。 というか、卵が詰まっていた間もカゴの中の下の止まり木から上の止まり木まで飛び移れていました。。恐るべきポーリーの体力、そしてタフさ・・・ おしりはこれでは確認しにくいですが、羽が少し抜けてます。 |
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ポーリーの初産は約2歳11ヶ月。 ボタンインコの初産にしてはかなり遅いほうです。(普通は生後7ヵ月〜9ヵ月ごろで産むそうです) |
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